浅瀬にて、酔いどれて。

暮らしの小言です。

2020-05-22から1日間の記事一覧

推敲の半ば。

走行の目印に引かれた白線と、湿気た砂が混じった校庭のような。 そんな色の朝。 部屋に射す光は頼りなく、それでも。 急かさないような明るさは嫌いじゃない。 水が湯に育つのを待つ間、顔を洗って鏡を見る。 白目の端に、昨晩の酩酊の影がちらついた。 液…