荒れた肌に、指に。
忙しく過ぎる暮らしが染みて。
痛覚にちょっかいを出すこの頃。
暮らしや、吸い込んだ酸素に蔓延る憂鬱と戦っていた期節は過ぎて。
眼前の敵は、仕事から来るそれらだ。
計画を立てて、好意を募らせて。
待ち望み、忍ぶ日々の所為で。
計画に支障が出てしまうような、本末転倒な事態。
割れたまま直せていない液晶。
伸びて、邪魔に思えてきた髪。
帰路に香る好意の色。
数え出したらキリが無いほどにある理由の所為で、いつかは終わってしまう暮らしに。
歳月が算されて、命数が減るなら。
やっぱり。
くそみたいな朝だ。